🔄 更新 3 Jun 2026
まずは全体の輪郭から。このプランはあえてゆったりに組んであり、へとへとになるだけのチェックリストではなく、1日ごとに余白を残しています。チェンマイの街なかは移動距離が短く、車かソンテウ(乗り合いの赤いトラック、地元ではロットデーンと呼ばれます)で数分走ればたいていの場所に着きます。自然を楽しむ日は郊外へ出るので、レンタカーか1日チャーターのドライバーを手配するのがいちばんラクです。
3日間プランのあらすじ
- 1日目 — 旧市街+ドイ・ステープ:お堀の内側で寺院めぐり、昼はカオソーイ、午後はドイ・ステープへ。夜はウォーキングストリート(土曜か日曜に当たれば)。
- 2日目 — 山の自然:ルートはどちらかひとつだけ。ドイ・インタノン(頂上+滝)か、メーリム〜モンチャムの周遊(軽めで近い)。
- 3日目 — カフェ+おみやげ:朝はゆっくり寝て、ニマン周辺でカフェ巡り、ワロロット市場でおみやげを買って空港へ。
滞在エリアの選び方
3日間だけなら、エリアをひとつに決めて移動しないこと。候補は旧市街(寺院とウォーキングストリートに便利)かニマン(カフェ、レストラン、ナイトライフ)の二択です。両者は車で10〜15分しか離れていません。
チェンマイ旅行のアクティビティは事前予約で
KlookやGetYourGuideでオンライン事前予約をすると、現地窓口より安く、行列も避けられることがほとんどです。本当に体験したいものだけ選びましょう。料金と空き状況は各サイトでリアルタイムに表示されます。
1日目 — 旧市街、大きな寺院、そしてドイ・ステープ
1日目のテーマは街の中心部。午前は四角いお堀の内側で寺院めぐり、昼はカオソーイ、午後はドイ・ステープへ上がって黄金の仏塔に手を合わせ、高みから街全体を見渡します。旧市街の寺院はたいてい歩いて回れる距離にあり、拝観は無料か志納。外国人にだけ少額の拝観料がかかる寺院がいくつかあります。
旧市街+ドイ・ステープ
時間が足りないときは
寺院は2つ(プラシン+チェディルアン)に絞って、浮いた時間をドイ・ステープに回しましょう。山頂からの街の眺めこそ、多くの人が1日目でいちばん記憶に残すものです。
2日目 — 山へ上がって自然を味わう
自然の日はルートをひとつだけ選びます。方角が正反対なので、1日で両方を回ろうとしないこと。ドイ・インタノンはタイ最高峰で、雄大な眺めが待っていますが運転時間は長め(街から1.5〜2時間ほど)。メーリム〜モンチャムは軽めで近く(45分〜1時間ほど)、がんばらずに山ビューのカフェを楽しみたい人向きです。どちらも組んであるので、好きなほうを選んでください。
ドイ・インタノン(タイ最高峰)
メーリム〜モンチャム(軽めで近い)
どちらのルートを選ぶ?
いちばんの絶景が見たくて、長い運転も苦にならないならドイ・インタノン。山ビューのカフェと写真を中心に、のんびりした1日にしたいならメーリム〜モンチャム。小さな子どもや年配の家族と一緒なら、ルートBのほうがずっとやさしい行程です。
3日目 — ニマンのカフェとおみやげ、そして空港へ
最終日は気楽に、急がずに。チェンマイはタイでいちばんカフェ文化が充実した街で、とくにニマン周辺は洗練された店を歩いてはしごできます。北部産コーヒーとペストリーを味わったら、ワロロット市場でおみやげをまとめ買いして空港へ。空港は街なかにあり、ニマンから車で15分ほどです。
カフェ+おみやげ
道すがら外せない味
3日間でまだ食べ足りないなら、地元の人が本当に食べているチェンマイの味をどうぞ。プランのどの食事にも組み込めます。初めて訪れる人向けに「まずはこれから」の順に並べました。
カオソーイ
北部のカレーペーストをベースにしたココナッツミルクのスープに卵麺を沈め、揚げ麺をのせた一杯。鶏肉か牛肉を選び、高菜の漬物と赤玉ねぎを添えて食べます。チェンマイと聞いて誰もが思い浮かべる料理です。
ナムギャオ(カノムチーン)
ンギウ(カポックの花)が色づけする、ほのかに酸味のあるオレンジ色のスープ。発酵米麺にたっぷりかけ、揚げ豚皮と生野菜と一緒にいただきます。北部で人気の朝ごはんです。
ナムプリック・オン&ナムプリック・ヌムのセット
まろやかなトマトと豚肉のナムプリック・オンと、焼き唐辛子のほんのり辛いナムプリック・ヌム。蒸し野菜、揚げ豚皮、もち米と一緒に食べれば、北部の味わいがしっかり伝わる一食になります。
サイウア+揚げ豚皮
ハーブの香りが立つ焼きソーセージ。そのままでも、もち米と一緒でも。朝市やおみやげ店で街じゅうに見つかり、持ち帰りのおみやげにもぴったりです。
北部コーヒー(ドイコーヒー)
チェンマイ周辺の山で育った豆を、街じゅうのカフェで焙煎して淹れています。ホットのハンドドリップかアイスラテで、タイ北部のコーヒーならではの個性を味わってみてください。
カオガンチン
だんだん見かけなくなってきた素朴な北部の味。カオガンチンは豚の血を混ぜたご飯をバナナの葉で包んで蒸したもので、やわらかく香りのよい一品です。朝市でさがしてみて。
ムーガタ
チェンマイの地元の人が集まる夕食といえばこれ。焼肉と鍋が一緒になった、手ごろな値段の食べ放題で、街のあちこちに店があります。1日の締めくくりに楽しい一席です。
ウォーキングストリートの食べ歩き
土曜と日曜は、通りの端から端まで食べ歩きができます。しょっぱいものも甘いものも、地元のおやつも、山のフルーツジュースも、どれも数十バーツ。歩きながらつまむのにぴったりです。
移動手段と知っておきたいこと
- レンタカー:自然の日(とくにドイ・インタノン)は自分の車があるといちばんラクです。セダンで1日800〜1,200バーツほど、空港で受け取れます。
- 赤いトラック(ロットデーン/ソンテウ):街じゅうで手を挙げて停められます。行き先を運転手に伝え、乗る前に料金を決めておきましょう。街なかなら1人30〜40バーツほどから。
- Grabなどの配車アプリ:チェンマイでも使えて街なかでは便利ですが、ドイ・インタノンやモンチャムでは車がつかまりにくいので、そちらはチャーターかレンタカーで。
- ベストシーズン:乾季(11〜2月)は天気がいちばんよい反面、いちばん混み、宿も高くなります。雨季(6〜10月)は緑が濃く霧が美しく、人は少なめで料金も手ごろですが、山道が滑りやすくなることも。3〜4月は野焼きによる煙害に注意。
- 山の上では:ドイ・ステープもドイ・インタノンも街なかよりぐっと涼しいので、暖かい上着かウィンドブレーカーを持っていきましょう。
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